| 著者: | 高杉 良 |
| 読み: | たかすぎ りょう |
| 題名: | 『小説 消費者金融―クレジット社会の罠―』 |
| 出版: | 講談社文庫 |
| 発行: | 1996/11 |
| 読了: | 2003/08/04 |
| 評価: | C+: ★★★ |
| 感想: |
取立てが苛酷で高利子な「サラ金」を消費者のための、引いては生産者の、社会のための「消費者金融」に改革する男の姿を描く。 よく調べている。ストーリーは面白い。だけど文学作品としてはイマイチ。分かりやすいキャラクターが登場して分かりやすいピンチが訪れて分かりやすいハッピーエンドという安易さが残念。同じ内容を結果的に知るのであれば新書の方がいい。 |