通訳者ならではの面白おかしいエッセイ。地獄の沙汰も通訳次第、という副題が自信と受け狙いの著者の姿勢をよく表している。
通訳、特に同時通訳が極端に英語に偏っていることを指摘し、英語通訳者の多くが架け橋ではなく手先出先として振る舞う場面を厳しくおかしく追求しているところなども素敵。