| 著者: | Kippenhahn, Rudolf |
| 読み: | ルドルフ・キッペンハーン |
| 翻訳: | 赤根 洋子 |
| 題名: | 『暗号攻防史』 |
| 出版: | 文春文庫 |
| 発行: | 2002(1997) |
| 読了: | 2002/03/12 |
| 評価: | B+: ★★★★ |
| 感想: |
カエサルの暗号からRSA暗号まで、古今東西の暗号の歴史とそれを巡る解読の攻防をわかりやすく面白く描いた作品。 難しすぎず省略しすぎない暗号・復号論理の解説や、考案や解読に関わった人間の命のやりとりやおちゃめな側面の描写などで最後まで飽きさせない。 翻訳もまったく気にならなかった。訳者がいい仕事をしているということ。 |