| 著者: | 田口ランディ |
| 読み: | たぐち らんでぃ |
| 題名: | 『スカートの中の秘密の生活』 |
| 出版: | 幻冬舎 |
| 発行: | 2001(1999) |
| 読了: | 2001/09/18 |
| 評価: | B: ★★★★ |
| 感想: |
「女の下半身をネタにしたエッセイ」ということになっているけど、人が生きてゆくのに必要なプライドをどう保ったり導き育てていけばよいのかの指南書になっている。異性との関係の中で、という留保はつくけれど。 曰く、援助交際がいけないのは、本能に属する性欲を金銭(経済システム)を通じて社会に還元してしまうから。そのひずみは最後に心にくる。うーん。一理あるけど風俗全般ではなく援助交際だけなのはなぜ? |