| 著者: | 村上 龍 |
| 読み: | むらかみ りゅう |
| 題名: | 『誰にでもできる恋愛』 |
| 出版: | 幻冬舎文庫 |
| 発行: | 2001(2000) |
| 読了: | 2001/09/18 |
| 評価: | A-: ★★★★★ |
| 感想: |
羊頭狗肉(?)。タイトルは反語で、「誰にでもできる恋愛などない」ことを訴える。 恋愛を必要としない、一人で生きていける強い者だけに恋愛する資格がある。甘える男と甘えを許す女が多すぎる。これは恋愛に限らず、生きること全てにいえること・・・など中身は日本人批判、人生論。 狩猟採集生活をしていた頃の人類の男女の役割分担を持ち出したりして怪しいところもあるが「強く生きよ」というメッセージには励まされる。 |