かつての恋人からおかしな依頼を受け、不思議な家を調べることになった。徐々に明らかにされてゆく家の謎とかつての恋人の過去、そして現在。
ミステリーにPTSDがからめてあるが、社会への関わりがどうしても皮相的。やるなら桐野夏生くらい迫って欲しい。内田康夫を読んだときにも思ったこと。