| 著者: | 加納 朋子 |
| 読み: | かのう ともこ |
| 題名: | 『掌の中の小鳥』 |
| 出版: | 創元推理文庫 |
| 発行: | 2001 |
| 読了: | 2001/04 |
| 評価: | B+: ★★★★ |
| 感想: |
『ななつのこ』と同じかそれ以上に面白い。 やっぱり北村薫を連想してしまう。 人の死なない、それでいて読者をうならせ、同時に心の底を暖かくしてくれる作品。 謎解きを読んだあとにも、もう一度頭から読み返して「うーん、ここからそう推理できるのか、、、」と確かめなおす推理の面白さと、人情というのかな、(宮部みゆきワールドみたい)暖かさおかしさをもう一度感じてしまう。 |